倒木ハイク 色々な生き方
倒木ハイカーの皆様、こんにちは。
今日は倒木から学ぶ人生のお勉強です。
人間は自然の中で自然と調和して生きていかなければいけません。
動物、鳥、虫、魚、みな自然と調和して生きています。
学ぶことが多いです。
なかでも人生の大先輩である“木”からは学ぶことが大いにあるに違いありません。
木にもそれぞれの生き方、哲学があるのかもしれません。
参考になる点が大いにあると思うので今日は共に勉強していきましょう。
では早速見ていきましょう。
木がたくさん増えすぎた森の中でいくつかの木が進んで倒木になる道を選び、残された健康な木々に十分な光と風を与える。
下地に光が届き草花も健康になり、そこに新たに動物がやってきて森が活性化する。
やがて朽ち果てた木は、自らが礎(いしずえ)となりその上に新たな生命を宿し、次の世代の森の基礎を創生する。
しかし、
自らを倒して犠牲となり次の世代の土台となるのは簡単なことではないだろう。想像がつく。木の中にもその定めに納得ができずに抗おうとする者も。
なんとしてでも倒れない、倒れてたまるか、俺は倒れない!倒木にはならない!腹筋と背筋に力を入れ戦い続けている、そういう気迫を感じる木もある。
人生(木生)の無常に立ち向かおうとしているのか。
倒木の中には申し訳なさそうにしているものも。
もう良いんだよ。倒れても良いんだよ。もう十分に頑張ったじゃないか。
なかには、わしゃ負けん、地面につかなければ倒木じゃないわい、という倒木予備軍も。
しかしいずれは長い長い森のサイクル、自然のサイクル、地球のサイクルに身を任せていくことになるのだろう。
今日は倒木から学ぶ人生のお勉強でした。