サンクス ギビング デー (Thanksgiving Day)
毎年10月の第2月曜日 (今年は10月9日)はサンクス ギビング デーという祝日です。
この1年の収穫やその他の祝福に感謝する日です。
カナダでは多くの家庭で ターキー (七面鳥)を食べるようです。
9月のレイバー・デーの投稿でも少し触れましたが、このサンクス ギビング デーもまた個人的には大きな意味のある日です。
というのは、この頃を境に:
①冬が始まる。
②観光客の数がグッと減る。
③バンフが暇になる。
ということです。
少し見ていきましょう。
①の冬が始まる、というのは、バンフでは本当にこのくらいから冬になります。雪はいきなり降るし、寒気もいきなり来る。
ということで、様々な観光名所やアトラクションが閉まってしまいアクセスができなくなります。
例えば有名で大人気のモレーン湖 (Moraine Lake) へ通じる道路は閉まってしまいます。
(クロカン、スノーシューなら行ってもよし、ただし片道15km、しかも雪崩の危険多し = 行かないほうがいい)
閉めなくてもいいじゃん!と思うかもしれませんが、雪が降るので車が安全に走れるように道路を維持するのは大変なことでしょう。維持出来ていない状態で行けばみんな滑って落ちたり立ち往生したりして大変な目に遭うでしょう。しかも雪崩の危険多し。だったら危ないから閉めてしまえ、ということだと思います。夏限定で楽しめる場所っていうことですね。
あとは、行けば行ける場所もあるけど雪があったりツルツルの道路を走って危険を犯しながら観光に行くのは良くないと思う人も多いでしょう。正しいと思います。命に関わりますからね。
ということで②観光客が減るのです。寒い、道路ツルツル、危険、猛吹雪、マイナス40℃、などなど、観光客が来たくても来たくない?もしくは来たくても来られない状況にもなります。必然的に観光客の数がグッと減ります。
ということで③のバンフが暇になるということですね。
冬もスキー、スノボをやりにバンフに来る人たちもたくさんいますが、夏ほどは多くないし忙しくないですね。
冬のバンフの景色もまた素晴らしいので見に来たり体験しに来る人もいます。
サンクス ギビング デー以降はバンフの住民は少しのんびり過ごすのではないでしょうか。
バンフ太郎も冬はのんびりと夏の疲れを癒やして来年へ向けて英気を養っていくとしましょう。