今朝は -34℃から始まり昼間は -25℃くらいまで上がりました。

昨日は突然スマホに緊急アラートが届いて、アルバータ州の電気の使用量が限界に近づいているから緊急を要しない家電の使用を控えて下さい、他には使わない電気は消してね、電気自動車の充電は今はちょっと待ってね、などという内容のものでした。

州全体が危険な気温まで冷え込んでいるので電気を使うタイプの暖房器具とかの使用量が高まっているのでしょう。寒いから暖房を使わないわけにはいけませんからね。

州の電気の使用量が限界を超えてしまうと計画停電をしなければいけないということで、その場合は各地域ごとに30分の停電が強いられるというような内容でした。

暖房を稼働させるためにずっと停電にするわけにはいかないので30分という時間限定の停電ということですね。

我が家の場合は天然ガスを使うセントラルヒーティングという暖房なのでガスの使用量は増えても電気の使用量はそんなに増えてはいないと思いますが、万が一停電になり電気が来なくなったらガスの暖房システムも動かなくなってしまうのでやはり影響を受け困ります。

しかし、その緊急のアラートが発せられて一分も経たないうちに電気の使用量が一気に下がったそうです。アルバータ州民、みんなで協力してくれてありがとう！ということでした。

そういうことで幸い電気の使用量が限界には達しなくて大丈夫だったみたいですが、こういうこともあるということを理解して覚えておくことも大事だなと思いました。寒波も災害の一種です。

さて、今日は午後の比較的暖かい時間にちょっと食料の買い出しに街に出てみましたが日曜日なのに街はひっそりしていました。皆さん不要不急の外出を控えているのと、寒いのでバンフに遊びに行くのはやめようという人も多そうです。

寒すぎて飛行機の遅延やキャンセルも相次いでいるそうです。バンフに来る予定だった人も飛行機が飛ばなくて来れなくなったという人も多そうですね。

ウエストジェット (West Jet) という飛行機会社は土曜日には122機のキャンセル、日曜日には120機、木曜日から既に合計464機のキャンセルをしなければならなかったそうです。

バンフ最寄りの空港、カルガリー空港まで飛んで来れなかった人も、カルガリーから飛んで行けなかった人もたくさんいて大変そうです。

天気予報を見るとどうやら明日の午後からは -30℃台にならず少しづつマシになっていきそうです。寒波は必ず終わりがあるのでもう少しの辛抱です。

みんなで協力しながら耐えましょう。

今日の午後の様子。道路は凍ってツルツル。観光客は少しはいるけど車は少ない。