Banff Happy Lifeのブログ

カナディアンロッキーの小さな町バンフの楽しさを伝えていきたいと思います。

バンフでの服装〈冬編〉




前回レイヤリングについての記事を書きましたが、今回は冬の一番寒い時期、 11月から2月頃にバンフに行く時にはどんな服装をして行ったらよいかを書いてみたいと思います。



基本
いちばん大事なのはレイヤリング (重ね着) ですね。これによりこまめに体温調節ができるようになり快適になります。



考え方
気温が低い日の外は寒いので暖かい服装は絶対必要ですが、バンフは標高が高くて紫外線が強いので晴れた日に直射日光を浴びると意外と暑く感じたりするので脱ぐことができる服装も大事です。こんなに気温が低いのにこんなに暑く感じる、そういうことも起こります。


逆に気温が比較的高くても(0℃とか)風が吹くとめちゃめちゃ寒いこともあるので暖かい上着、もしくはスキー、スノボジャケットなどもとても役に立ちます。気温の割にめちゃめちゃ寒いということも。


こういう時に着たり脱いだりできるレイヤリングが大いに役に立ちます。



街なか観光
街なかを観光するだけなら暖かい服装で体中覆うことができれば何でもOKです。
フリースの帽子、手袋、ネックウォーマー、暖かいブーツなども重要なので忘れずに。


街なかでもスキー、スノボジャケットとかスキーパンツを履いたまま歩いていることも普通です。


(レストランはさすがに着替えてから行ったほうが良いかも?でもスキーの帰り道にその服装で食べに行く人も普通にいるのであまり気にしなくても良さそうです。)


バンフの冬はおしゃれよりも暖かさ重視の服装が吉です。



観光したり外で数時間過ごすことを想定した服装
冬のハイキングやスキー、スノーボードをするような服装が良いと思います。


ベースレイヤー (肌着、下着)はできればモンベルのジオラインような速乾性があり、それでいて暖かいもの。アウトドア用品店で売っているものが良いですね。汗冷えしないことは一番大事です。コットンのTシャツは冷たいし汗冷えするのでNG。(ヒートテックは暖かいけれど汗をかくと汗冷えして危険なのでNG。運動量が少なく汗をかかないならぎりぎりOK。)


その上にミッドレイヤー (中間着)としてフリースやフランネルなどの暖かい素材。セーターは綿素材より化繊素材のほうが暖かくて良いかも。


更にその上にコンパクトになるダウンジャケットを2枚目のミッドレイヤーとして持ち運ぶとなお安心。コンパクトなのでバックパックに入れておき寒くなったら出して着る、暑くなったら脱いでバックパックに収める。便利ですね。


アウターレイヤー (一番外側のジャケット) はできればスキージャケットのように防水、防風機能を備えたものが望ましいのですが、バンフの冬は乾燥していて雪もサラサラなので防水機能がなくても撥水機能があればそこそこ大丈夫です。ダウンジャケットをアウターとして使うのもありです。(とはいってもハイキングやスキー・スノボの時は必ず防水、防風のジャケットを用意しましょう)



小物類
バンフの冬は寒いので服装同様に小物類がとても大事です。


暖かいフリースの帽子、手袋、ネックウォーマー、そして暖かいブーツ。どれも必須です。


どれか一つ無いだけでその部分が冷えて冷たくなってしまい観光に集中できなくなってしまうので忘れがちな小物ですがお忘れなきよう。


なかでも忘れがちなのがネックウォーマー。マイナス20℃以下になるとこのネックウォーマーやスカーフなどで顔の目から下の部分を全部覆い隠すのが大事です。顔を冷気から守ると同時に冷たい空気が肺に直接流れ込むのを防ぎます。(なんだか怖い話ですね)


あと、日差しが強く、晴れた日には雪に反射した太陽の光がとてもまぶしいのでサングラスも必要です。


バンフ太郎も日本では使わないサングラスですが、バンフでは必須です。


持っていない方はバンフのお土産屋さん等でどこでも買えます。



まとめ
極寒のバンフで生活しているわけですが、家や建物の中は暖かいので外に出るときだけ暖かい服装を着れば良いだけなのでそれほど寒さが辛いわけではありません。


また、分厚い高級なダウンジャケットなどが無くてもきちんとした重ね着をして小物を揃えることによって極寒の日でも体を暖かく快適に保つことができます。



バンフだけでなく寒い所に観光に行く時の参考になったら幸いです。